医療機器 of 美和クリニック Official Web Site

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診察室(統合電子カルテシステム)

サンヨーメディコム社製の最新の電子カルテシステムを導入しています。患者さんの膨大な過去の記録を瞬時に引き出せます。従来の紙のカルテでは法的保存義務は5年間だけですが、当院では患者さんの一生の記録が保存されます。高精細医療用ディスプレイを2面備え、レントゲン写真では前回検査との詳細な比較が可能です。心臓超音波検査も表示されます。心電図、ホルター心電図、運動負荷心電図の結果は右脇のビューワーで読みます。完全ペーパーレス、フイルムレス化を実現しました。

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デジタルX線画像診断システム

富士フィルム社製、デジタルX線画像診断システム(FCR)の導入が完全フイルムレス化を可能としました。少ないX線量で最適化された良好な画像を撮影後瞬時に得ることが出来ます。銀塩フィルムや現像液、定着液を使用しないので、省資源、環境保護の面でもプラスです。得られた画像データーはスリーゼット社製医療画像管理システム(サーバー)に蓄積されます。電子カルテと連動しており、患者さんのカルテを開くと自動的に画像が表示され、前回X線写真との比較も容易に出来ます。

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超音波診断装置

東芝社製超音波診断装置(Xario)は大学病院や総合病院で使用される上級クラスの装置で、お年寄りや肥満者などの検査条件の悪い被験者の場合でも診断に力を発揮します。超音波診断装置の開発黎明期から30年あまり超音波検査に携わってきました。循環器病専門医ですから心臓超音波検査や頸動脈エコー検査を行う上で聴診器と同じくらいに必要欠くべからざる機器の一つです。得られた画像は前述の医療画像管理サーバーに蓄積され、診察室のディスプレイで患者さんにお見せします。

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心電計

日本光電製多目的心電計です。ネットワーク構築に対応しており完全ペーパーレス化されています。診断波形は自動的に院内LANを介して診察室のビューワーに送られ即座に見ることが出来ます。診察室では患者さんの以前の心電図を簡単に呼び出すことが出来るため、病状の変化の比較検討が容易です。また虚血性心臓病や不整脈の患者さんに行うエルゴメーター(自転車)負荷心電図検査にも使用します。検査に使用するエルゴメーター負荷装置は超音波診断装置の写真の奥の方に見えています。

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ホルター型心電計(24時間心電図)

日本光電製デジタルホルター型心電計。データーはメモリーカードに記録。1981年に初めて使った機種は米国アビオニクス社製の3インチのオープンリール記録装置で弁当箱サイズの大変重いものでした。不整脈や虚血性心臓病診断に用います。当院では他では殆ど導入されていない、ネットホルターシステムを導入しました。データーを光回線で解析センターに送るため解析期間の短縮が図れます。これまでは結果レポートは一人分厚さ6〜7mmの冊子でしたが、結果をビューワーで読むためにペーパーレス化できました。

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ABPM(自由行動下血圧計=24時間血圧計)

日中は30分おき、夜間は1時間おきに血圧を自動測定記録してくれます。測定の間に入浴も可能です。初めて使用した機種は指先で測定する装置でした。測定する指先をアルミ製シーネ(副木)で固定しました。入浴も出来ず大変な不自由を強いる検査でした。その後上腕で測定する日本コーリン社製の機種を使用しました。アルミ製の超小型二酸化炭素ボンベでカフ(腕に巻く加圧帯)を膨らませるもので、音が静かで大変優れた機器でした。当時は保険適応されておらず、消耗品の高価な二酸化炭素ボンベを研究費で購入していました。

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心肺蘇生セット

心肺停止時の救命処置時だけでなく、急性呼吸不全、急性心不全、意識障害などの時の救命処置に使用されます。救急カートは病院などでは一般に赤色ですが、当院ではペパーミントグリーンのカートに一式を収納し直ちに使用できるようになっています。気管内挿管に使用するマッキントッシュ型喉頭鏡、アンビューバック(呼吸補助バック)、呼吸心拍監視装置、酸素飽和度モニター、酸素吸入セット、DCカウンターショック装置、眼底鏡、ボスミン、ノルアドレナリン、メイロン、ソルメドロールなどの各種薬品類です。

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スパイロメーター(肺活量、呼気流量測定)

健康診断時のほか気管支喘息、慢性気管支炎や肺気腫など慢性閉塞性肺疾患の診断に使用します。努力肺活量(FVC)および呼気一秒率(FEV1.0%〜1秒間に吐き出せる息の量)などを測定します。陳急性肺結核の呼吸器後遺症、塵肺、硅肺などは減少傾向にあリますが、増加が激しいのが喫煙を原因とする慢性肺疾患です。非喫煙者と喫煙者では30歳代前半から検査結果に歴然とした差が出ます。坂道などで以前に比べて動悸息切れがひどい、起床後すぐに汚い痰が出る様になってきた」などが予兆になります。

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スモーカライザー

呼気中一酸化炭素濃度測定器で禁煙指導の際に使用します。手のひらの上に乗るサイズですが大変精密な機器です。ちなみに私と看護師で測定してみたところ、呼気中一酸化炭素(致死性猛毒ガス)レベルはともに3ppm以下(空気のきれいな郊外に住む非喫煙者レベル)でした。禁煙治療にはニコチンパッチやチャンピックス(服用すると脳に働いてタバコを吸っても「うまい」とか「気分がよい」と感じなくなる)を使用します。禁煙を続けていると測定値が目に見えて減少し、改善してくるのがわかります。